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新型エスティマで行く初夏の房総半島 山海の日帰りドライブ

心地よい気候のこの時期。晴れやかな天気の休日には、
ゆったりと穏やかな自然の中をドライブしたくなる。
都心から簡単にアクセスできて、尚かつ、海と山両方のたっぷりの自然を堪能できる場所、房総半島が今回の目的地だ。

Photo:Ota Koji Text:murakami youichi(magma inc.)
取材協力:トヨタ東京カローラ株式会社
Infomation
エスティマ
■全長4,795mm、全幅1,800mm、全高1,730mm
■スーパーインテリジェント6速オートマチック
■V型6気筒DOHC
メーカー希望小売価格 ¥3,444,000(消費税抜き¥3,280,000)
エスティマに関するお問い合せは下記まで
日本橋支店:03-3861-3311
江東支店:03-3682-7301
房総の海を眺めながら入る絶景の湯
スパ 三日月 龍宮城
房総半島の入り口、金田海岸にあるこちらのスパには、海を展望できる豪華なお風呂も併設されている。アクアラインに近く、アクセスしやすいので、ドライブの締めくくりとしてスパやお風呂で汗を流すのに最適だ。

スパの3Fにある「富士の湯」は、文字通り富士山をバックにアクアラインを眺める絶景の湯。塩サウナ、ローズ風呂といったさまざまな湯も人気だ。

住所/千葉県木更津市金田海岸
TEL/0438-41-8111
HP/http://www.mikazuki.co.jp/

スペシャルな機能が満載 新型エスティマの極上キャビン

  ドライブに適したミニバンがファミリーカーとして定着し随分と経つが、中でも別格の存在感でユーザーの心を掴んでいるのがトヨタのエスティマだ。今回『Gee編集部』がチョイスした最新モデルのエスティマ“G”は、まずパッと一目見た時の印象がいい。低重心で安定感を感じさせるそのフォルムは、他のミニバンにはないスポーティなイメージを与えてくれる。

  見た目だけではなく、実際にアクセルを踏み込んでみてもその印象は変わらない。3.5L V6エンジンの走り出しの良さや、パワフルな加速が実感できる。そしてなんと言っても最大の魅力は、快適さを究極にまで高めた室内空間にある。上品なインテリアに計11個の高音質スピーカー、後部座席には9型ワイドディスプレイが装備された空間はVIPスペースと呼ぶにふさわしい。また、シートの床下収納やロングスライドによって、多彩な空間アレンジができるのもこのクルマの持つ特性だろう。サードシートを収納した状態でセカンドシートを最後尾までスライドさせれば、リムジンさながらの広さを演出することもできる。

  そんな新型エスティマとともに今回向かったのは、千葉・房総半島。都内から十分日帰りが可能なドライブコースだ。我々は広い車内に荷物を積み込み、早朝の東京を出発した。

     
 

穏やかな房総の海が 時間の経つのを忘れさせてくれる

  首都高速からアクアラインをくぐり抜け、木更津を南下していくと、通称“内房なぎさライン”と呼ばれる美しい海岸沿いの道路が続く。外海に面していないこの辺りの海は、波が少なく水面が鏡のようであることから「鏡ヶ浦」と呼ばれている。周辺には派手な看板のレストランや、場違いなペンションなどはほとんど見当たらない。また、海岸沿いには景色の良い場所に駐車場が点在しており、コーヒーを飲みながら海を眺めたり、潮の香りを楽しむこともできる。

  快適なエスティマの走りを満喫しながら、最初の目的地・沖ノ島に到着。夏には海水浴場にもなるこの島は、もともとは無人島だったが、関東大震災で陸続きとなった場所だ。島の中央部はヤブニッケイやタブノキなどの自然林が残り、水辺ではイソギンチャクや貝などの動植物を観察することもできる。また、漂流物を探索する“ビーチコーミング”といった遊びも、家族連れや海水浴で訪れる人たちに人気が高い。一周約1kmという小さな島だが見所がたくさんあり、思わず童心に帰って時が経つのを忘れてしまうほどだ。
(※メーカーオプションとなります。)

海から山へ 自然の恵みに舌鼓を打つ

  房総半島の魅力は海だけではない。海岸沿いから少し外れると、ワインディングロードでのドライブも楽しむことができる。ワンボックスカーで走る山道は、足まわりが悪く、運転しづらいのではないか、という不安はこのクルマには当てはまらない。それどころか、カーブでもしなやかで安定した走りは、その車体の大きさをまったく感じさせないのである。加えて、シャフトのバランス率の見直しにより、ハードなパフォーマンス時でもエンジン音は非常に静か。このクルマの持つ最高レベルの居住性が体感できる瞬間だ。

  次に我々が向かったのは、農家レストラン「百姓屋敷じろえむ」。養鶏業をメインに米や野菜などを有機農法で栽培していて、素材そのものが持つ本来の自然な味わいを活かした料理を堪能することができる。この知る人ぞ知る名店、メニューは季節によって変わるが、竃で炊いたご飯や産みたての卵など、どれもシンプルで都会では味わえない絶品ばかり。築300年以上という広い母屋での食事も雰囲気たっぷりだ。

  食事の後は、さらに車を房総半島の先端まで進めて、房総フラワーラインへ。『日本の道百選』にも選ばれているこの場所は、ドライバーはもちろん同乗者にとっても飽きさせないルートだ。左右の窓からは、海と山をバックに美しい花を眺めることできる。

  景色を堪能した後は帰路を残すのみ。1泊する予定ならまだしも、日帰りの場合は、帰りの運転は疲れが出てくるのが常だが、今回に限っては問題なし。広々とした車内では、長時間車に乗っていることによる疲労感や圧迫感はなく、シートの座り心地も抜群。日帰りのドライブには、走りの機能性はもちろんのこと、キャビンの快適さも重要だとつくづく感じた1日であった。

歩いて渡ることができる無人島 沖ノ島
約8,000年前の縄文海中遺跡や世界的に注目されている北限域のサンゴを育む貴重な自然が残る沖ノ島。周囲約1km、陸続きのこの小島では海水浴や漂流物の探索が行える。
大人も子供も楽しめるネイチャープログラム NPO法人 たてやま・海辺の鑑定団

南房総の自然や歴史を多く人に知ってもらうために、さまざまな活動を行っている。沖ノ島では磯の生物観察や、漂流物解説などが聞ける「無人島探検」を実施。大人から子供まで楽しめるプログラムとなっている。
TEL/0470-24-7088
HP/http://tateyama-umikan.ms-n.com/

雰囲気たっぷりの農家でいただく昼食 百姓屋敷じろえむ

明治17年に建設されたという大きな長屋門がじろえむの入り口だ。

おまかせ御膳(\3,150)メニューは、「おまかせ御膳」(¥1,575〜¥3,150)のみ。主に野菜や鶏肉を使った小鉢が中心となる。季節によって旬の素材をつかった素朴な料理が楽しめる。
営業時間/10:00〜15:00(完全予約制)
定休日/不定休
住所/千葉県南房総市山名2011
TEL/0470-36-3872

 

訪れてみたいその他のスポット


駅の外には花畑があり、心を和ませてくれる。オープンカフェ、ショップ、ギャラリーなどの施設が充実している。

ドライブの疲れは花畑で癒す
枇杷倶楽部 道の駅 とみうら

特産品である房州のびわを使ったオリジナル商品が豊富な道の駅。花畑が望めるオープンカフェもあり、ドライブの休憩にもってこいだ。

営業時間/10:00〜18:00
休館日/不定休
駐車台数/大型車10台、普通車80台
住所/千葉県南房総市富浦町青木123-1


青い屋根が目印のお店には駐車場もあり、ドライブの立ち寄りにぴったり。店主が日本一と自負するベーコン。味は本場ヨーロッパのお墨付きだ。

ここでしか購入できない本物のソーセージ
アーベントエッセン

ヨーロッパの大会で何度も金賞を獲得している、こだわりの自家製ソーセージやハムが人気のお店。試行錯誤を重ねた商品はどれも絶品。ドライブのお土産にもぴったりだ。

営業時間/9:30〜19:00
定休日/水曜日、毎月第3火曜日
住所/千葉県館山市笠名258
TEL/0470-22-1988

   
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