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アレックス倶楽部>Geeドライブマップ
  ただ走るためだけの性能だけではなく、
エモーショナルなドライビングを愉しむために。

 いくつかのクルマを乗り継ぎ、それなりに人生を歩んできた今だから、ジャガーのオーナーになることを選んだのだろうか。憧れを今日まで持続させてきたもの、それは時代と共に進化し続けてきたジャガーの質の高さに他ならないのだろう。
  X-TYPEは、ジャガーの伝統を受け継ぎ、最高の性能を身近に手に入れられるモデルだ。魅力的な価格ながら、丁寧に仕上げられた革のシート、ウッド調インパネが重厚な落ち着きを与えてくれる。ウインドスクリーンには官能的なジャガーらしい曲線が見える、しかも24バルブV6エンジンを搭載。低速域から中速域の豊かなトルクとスピーディに加速するパワーを持つ。精緻なクラフトマンシップがクルマ全体に感じられる。
  週末のドライブコースは、ゆったりとした時間を夫婦で過ごすことだけを目的に選んだ箱根・芦ノ湖へ。都心からは、ジャガーのドライビングを適度に愉しめる行程だ。
首都高から東名高速を走り、御殿場IC.を降りて乙女峠を抜けるコース。どこまでも静かに走る高速ドライブ、ゆっくりと進んでいく時間の中を駆けているかのような気分になる。しなやかに抜ける峠道、窓の外を、うっすらと紅葉を始めた緑の木々がゆるやかに流れていく。疲労感を感じさせないドライビングの楽しさは、ジャガーのポテンシャルの高さを証明しているのだと思う。

レイクサイドの風を感じながら過ごす、
魅惑的なリゾートシティ

  芦ノ湖畔のリゾートステイの魅力は、何といっても湖と豊かな森を望む心地よい空間に身を置いて一日を過ごすこと。目的地に選んだ「箱根ホテル」は、箱根駅伝の折り返し点となっている湖畔に建つ名門リゾートホテル。大正12年から続く長い歴史を持ちながら、平成4年に全面改築されている。ホテルのデザインを手掛けたのは「SHERATON PALACE HOTEL」「FORUM NAVARIS」「CUBE」などの代表作を持つ“堀池秀人氏”。洗練されたアーティスティックな空間デザインが魅力のデザイナーズホテルとなっている。
  「箱根ホテル」の最大の特徴は、余分な施設を排除し、リゾートホテルとしての本質部分へのこだわりにある。城壁を思わせるエントランスから一歩中へ脚を踏み入れると、落ち着いた重厚感に溢れるウッドフローリング。その先には、明るく外光に彩られたレストランスペース越しに、明るい緑の芝ときらめく湖面が視界の中に入ってくる。シンプルな気品あるフロントと先に続くウエイティングバーは、3階までの吹き抜け。
  余裕ある空間構成が訪れる人の心を捉えて離さない。客室もゆったりとした高い天井の空間。大きな窓に拡がる芦ノ湖のブルーと深い山の緑のコントラストが美しい。
夫婦二人でゆっくりと語り合いながら過ごす時間を愉しむ場所としては最高のロケーションだと思う。湖畔を少し散策した後は、ホテルのテラスでレイクサイドの風に揺られながらお気に入りのカクテルを二人で傾けるのも悪くはない。次はたっぷりと休暇をとって、ロングドライブに出掛けようか。
   
 
ジャガーに関するお問合せは
協和自動車
日本橋支店103-3861-3311
江東支店103-3682-7301
撮影協力:株式会社ジャガー東京 新橋店
箱根ホテル
レイクビューバカンス アップグレードプラン
1泊2食付 お一人様料金(サービス料込・諸税込)
スーペリアツイン1室2名様利用¥20,000〜
スーペリアツイン1室3名様利用¥18,000〜
※土曜・休前日はお一人様¥4,000〜¥5,000の追加。
チェックイン・12:00 チェックアウト・12:00
TEL :0460-3-6311(代表)
FAX :0460-3-6314
〒250-0521
神奈川県足柄下郡箱根町箱根65
http://www.fujiyahotel.co.jp/hakone
 
 
 

     
 

街乗りでもドライビングが本当に楽しいと
感じられる最高のクルマに出会えた。
 昨年に発売された新型ゴルフ、その最上級装備のゴルフGTX。その外見を見たときの印象は、ごく普通のゴルフとしか思わなかった、ただGTXのエンブレムを除いては。インテリアを見るとレザーシートとウッド・ステアリング、標準装備のナビゲーションシステムなど、豪華な内装が印象に残る。走りのポテンシャルの高さを誇示するものは主張してこない。むしろ、このクラスにおける贅沢なラグジュアリーカーという印象だ。
しかし、こんな感想は、すぐに覆ってしまう。イグニッションを回した瞬間、低く力強い排気音。ただのゴルフでないことは、誰にでもわかる。それ以上に、アクセルを少し踏み込んでいくと、瞬時に、しかもスムースにシフトアップしていくダイナミックな感覚が伝わってくる。まさに、忘れていたクルマの走ることの心地よさが、五感を刺激してくるかのようだ。
エンジンは、独自の直噴テクノロジーとインタークーラー付ターボチャージャーを組み合わせた2.0T-FSI。最高出力200psのパワーを持つ。さらに、わずか1,800回転から5,000回転まで最大トルク28.6kgmという数字を維持するという。フラットかつワイドなトルク特性が優れたレスポンスと、力強い走りを両立したというわけだ。わかりやすく簡単にいえば、近くのコンビニまでの距離でさえ、運転することが楽しいクルマだということ。

週末、走りの快楽を求めて。
すがすがしい青空に抱かれて
ドライビングレジャーを満喫

  街中を少し走るのでさえ楽しいのだから、距離を伸ばしてドライブに出掛けることに決めたら、子どものようにわくわくと胸が弾んできてしまう。候補地に迷うが、今回のドライブは箱根に決めた。高速ドライブも楽しめるし、高原のスカイラインも満喫できる絶好のドライビングポイントだから。時速100km/h・2500回転、エンジンは安定して、リラックスできる。ただ、固めのサスペンションが拾う振動と音は、あくまでもラグジュアリー志向の方には、お勧めできない。
高速を降りて、峠道へと進める。まさにゴルフGTXを思い切りエンジョイする場所。スピードを楽しんでいるのではない、普通のドライブ走行だけで充実してハッピーになれるのだから。コーナーからコーナーへ、スムースなシフトチェンジを体感できる。これからの週末が待ち遠しくなってしまうのではないか。
箱根を選んだもうひとつの理由は、落ち着けるカフェやレストランを持つ多くの美術館があるからだ。ドライブの休息のスポットとしては申し分ない。今年3月にオープンした、「箱根ラリック美術館」に立ち寄ってみた、アール・ヌーヴォーとアール・デコのガラス工芸作家・ルネ・ラリックの作品を集めた美術館だ。併設のカフェ「LYS」でカフェメニューを注文。静寂の空気の中で、ゆっくりとした時間を楽しむ。こういう場所には、彼女を誘いだしてのドライブの方が似合うに決まっていると苦笑してしまうが、ひとつだけ心配なことがある。ドライビングシートを彼女に独占されてしまうのではないかということだ。

   
 
LALIQUE MUSEUM,HAKONE
開館時間:午前9時〜午後5時
(入館は4時30分まで)
営業日:年中無休
(展示替のため臨時休館あり)
入館料:通常料金 大人¥1,500
大学生・高校生・シニア(65歳以上)
¥1,300/中学生・小学生¥800
〒250-0631
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186番1
TEL:0460-4-2255
ゴルフGTXに関するお問合せは
協和自動車
日本橋支店103-3861-3311
江東支店103-3682-7301
撮影協力:フォルクスワーゲン東京株式会社  フォルクスワーゲン芝公園