トヨタ シエンタ1.5G
■エンジン:1.5リッター直4DOHC
■トランスミッション:VCT
■全長:4,235 mm 全幅1,695 mm
全高1,675mm 重量:1,380kg
■燃料消費率(JC08モード走行):20.2km/L
■出力(ネット):80kw [109ps]
トヨタ シエンタ ハイブリッド1.5G
■エンジン:1.5リッター直4DOHC+モーター
■トランスミッション:電気式無段変速機
■全長:4,235 mm 全幅1,695 mm
全高1,675mm 重量:1,320kg
■燃料消費率(JC08モード走行):27.2km/L
■システム出力(ネット):73kW[100PS]
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東京から諏訪の街を抜け、中央高速を走ること2時間。里山の奥深くへと続くビーナスラインを登って行くと、幾折りものコーナーを抜けた先で突如として木立が途切れ、視界の開ける場所へ到達する。美ヶ原の高原地帯に着いた瞬間だ。
美ヶ原は、高原ならではの植生が広がる自然散策の楽しいスポットだが、今回は標高2,000mにある道の駅と、併設する美ヶ原高原美術館を訪ねよう。
美術館エリアは、およそ4万坪の敷地に約350点の現代彫刻を展示している屋外型ミュージアム。雄大でさわやかな高原の景色と、現代アートとの調和が美しい。道の駅エリアは、信州で採れた農作物の直売や、地元の特産品グルメを楽しめるスポットだが、特筆すべきは晴天なら浅間山・北アルプスまで見渡せるテラス席。今回は、あいにくすっぽりと雲に包まれてしまったが、そんな幻想的な体験ができるのも、日本一標高の高い地点にある道の駅ならではだろう。
山を降りて麓の松本市へ向かう途中、森のなかに佇む工房「アトリエm4」を発見し、立ち寄ってみることにした。工房では、信州カラマツなど地元の森の恵を活かした、ぬくもりある家具や日用品を製作。三代目の前田純一氏とご子息の大作氏に連綿と伝わる匠の技は、木材を削るカンナの音となり、信州の緑深き森の中に木霊していた。 |
※写真は、いずれも特別な許可を得て撮影されています 通常「美ヶ原高原美術館」の屋外展示場に車の進入はできません |